自治体のメタバース活用が進む中、今年度も新たに導入を計画している自治体が多々あります。愛知県豊田市もその一つであり、導入に至った背景、現在進行形の活動や今後の期待値を議論します。本セッションは自治体ワーキンググループ活動の一環として、自治体同士やサポートする企業のネットワーキングも兼ねています。
中村大樹
豊田市 企画政策部 未来都市推進課 先進事業推進担当 主査
水瀬ゆず
一般社団法人プレプラ 代表理事
長田新子
一般社団法人Metaverse Japan 代表理事/一般社団法人渋谷未来デザイン 理事・事務局長
1990年生まれ、豊田市出身。名古屋市立大学経済学部卒業後、2013年に豊田市役所へ入庁。豊田市役所入庁後、産業部にて国との折衝による業務の権限移譲を実現。2023年度から企画政策部未来都市推進課に配属となり、豊田市におけるメタバースの活用を検討。メタバース空間で3分野4つの実証実験を行い、異動から1年で豊田市におけるメタバースの活用方針を示す「豊田市メタバース将来ビジョン」を全国に先駆けて策定。今年度は企業や行政、市民のマルチプラットフォームとなる「豊田市メタバース」の構築を行い、地域全体でメタバースを推進する取組を行う。
メタバースに7,000時間以上ハマり、メタバースで社会課題を解決することを模索し、起業。世界初のVRメタバース不登校支援プログラム「ぶいきゃん」など立ち上げる。立命館大学でも研究者として活躍する他、業界団体のアドバイザーや委員、万博の委員や自治体のメタバース活用をプロデュースしている。各種メディアでメタバースに関する情報発信を行うなど、メタバース教育のフロントランナーとしても活動。
AT&T、ノキアにて通信・企業システム営業、マーケティング及び広報責任者を経て2007年にレッドブル・ジャパンに入社。コミュニケーション統括責任者及びマーケティング本部長(CMO)として10年半、エナジードリンクのカテゴリー確立及びブランド・製品を市場に浸透させるべく従事し2017年に退社。2018年から渋谷区にて設立された(一社)渋谷未来デザイン理事・事務局長として、都市の多様な可能性をデザインするプロジェクト活動を推進。2018年にNEW KIDS(株)を立ち上げ、ブランド、コミュニティ・アスリート・イベント関連のアドバイザーや講演活動等を行いながら、Metaverse Japan代表理事、日本ダンススポーツ連盟理事、マーケターキャリア協会理事、シブヤ・スマートシティ推進機構理事、(株)SAKUSEN TOKYO 社外取締役、コミューン(株)顧問等の活動も行なっている。著書に「アスリート×ブランド感動と興奮を分かち合うスポーツシーンのつくり方」(宣伝会議)、渋谷未来デザイン編・著書として「変わり続ける︕ シブヤ系まちづくり」(工作舎)を出版。受賞歴:バーチャルハロウィン企画:第7回JACEイベントアワード 最優秀賞「経済産業大臣賞」(2020年)日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構の第11回Webグランプリ「Web人賞」(2023年)AIR RACE X:スポーツ庁主催SPORTS INNOVATION STUDIOコンテスト 「パイオニア賞」(2023年)